Walk Away Renee (Kiss
In
The Dark)
アメリカでのデビュー曲「Kiss In
The Dark」のカップリング曲。
前年78年10月当初デビューシングルとして予定して「LoveCountdown」と同じ時、録音したものである。
1966年レフト・バンクというグループがヒットさせ、68年にもフォー・トップスというグループが再びヒットさせている。
ピンク・レディーが3度目この曲を歌うことになった。 (PinkLady
in
U.S.A参照)
これもソウルフルな曲のひとつで、当時アメリカのプロデューサー「マイケル・ロイド氏」が目指していたものが伺えるというもの。単発ヒットのみ狙うのであ
れば、カップリングも同様にディスコサウンドを持ってきたはずである。
シングルのカップリングでそれぞれ違う方向性を打ち出し、PINKLADYというアーティストの幅をアピールしたかったのではないか?と思う。
それも、オリジナルではなく、過去ヒットした曲を持って来ていることもアメリカの人々に親近感を与える作戦だったのか?などと少々とぼけた発想もしてしま
う。
このシングルを買われた方が(当時、アメリカで)JapanesePopsSinger
PINKLADYをどのように評価したかなんとなくではあるが想像できる気がする。
残念なことにPINKLADYのアメリカでの活動は1年足らずで幕を閉じたが、もう少し活動期間があればもっと可能性があったのではないかと思ってしまい
ますね。
しかし、アルバムはともかくとしてTOP40入りしたこのシングルの2曲は確実に記憶に残っていることであろう。