第一章 産声
ピンク・レ
ディー
日本の歌謡曲史上最大のデュオ。そのピンク・レディーが産声を上げたのは1976年8月のことであった ペッパー警部 このなんとも奇妙なタイトルに託された野 望。それは産声をあげてから間もなくのことであった 現在過去未来をも席巻するピンク・レディーのパワー そのパワーの秘密がここから始まるストーリーに隠されているのです 最後の最後までゆっくりお進み下さい では・・・ |
ちょっと一息コーナー ピンク・レ ディーに魅せられたアイドルたち ピンク・レディーの影響って後々のアイドルた ちを輩出する上で、非常に大きな役割を果たしてきたと思う。当時小中学生だった少女たちはピンク・レディーに憧れて芸能界入りしたという人たちがとても多 い。 ピンク・レディー関係の特番を組むと必ずといっていいほどアイドルと呼ばれる人たちが必ず出演してコメントしている。山瀬まみさん、小泉今日子さん、井森 美幸さん、中 森明菜さん・・・みんなピンク・レディーの振り付けを経て芸能界に入ったと思われる。(KYON2と明菜ちゃんは以前、夜ヒットでS.O,Sを歌ったこと もあ りますねえ)ピンクさんの後輩にあたるデュオWinkもピンク・レディーに憧れて憧れて歌手になったそうだし、NHK紅白に初出場の際にはピンクさんの応 援に感極まる表情で歌っていたことも覚えている(特にサッチンが)そんな中、森口博子さんのピンク・レディーの振り真似はかなりのものだった記憶がある。 以前 ある番組でピンク・メドレーをMIEさんが歌いアイドルたちが次々と歌っていったが、最後の渚のシンドバッドのとき森口さんだったが、まるでケイさんと 歌って いるような錯覚(ケイさん失礼!)を起こすほどの振りであった。それから後に別の番組で井森さんとUFOを歌ったが、・・・これは散々だった(笑)ことを 覚え ている。森口博子さんは91年復活時のピンク・レディー特番(NHK)でもメイン司会を務め、紅白出演時には明らかにピンクさんを意識したと思われ る衣装で歌っていたことも記憶に残っている。 次に南野陽子さん。2代目スケバン刑事としてメジャーなアイドルとなった彼女も実はかなりのピ ンクファンであり、ピンク・レディーブームの当時、小学生だった彼女はピンク・レディーならぬパンコ・レディーなるユニットを組んでピンクさんの振りを楽 しんでいたそうである。NTVのトップテン正月番組のとき、「もう、相当好きでした〜」と言ってましたしね。 当時、僕らと同世代だった人たちはみ〜んなピンク・レディーに夢をもらい、その中から夢を与える存在へと変わっていった人たち。そんな彼女たちも今ではア イドルは卒業し、それぞれの持ち味を生かして各方面で活躍している。 きっと、彼女たちも今回のピンク・レディーの復活を心から喜びまた楽しんでいることであろう。 あの夢中になって振りまねをしていた純粋な気持ちに戻って・・・。 |