第六章 NEVER新たなる旅立ち

1984〜1987
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1度目の復活でひとつ区切りのついたMIEと増田けい子 (この時から惠子と改名)
新たなる旅立ちはまず、この曲の大ヒットから始まるのであった。





各ジャケット写真をクリックしてください。その曲に飛びます。再びここに戻るにはそこのジャケ写をクリックす る と戻ります。

pinklady magical tour  Active Street

NEVER
ま ず、こちらのジャケットをご覧頂きたい。な んとセンスのいいジャケットであろう。
ビクター時代にはなかったさわやかで明るいMIEさん本来の魅力いっぱいのジャケット写真。
CBSソニー(現ソニーレコード)移籍第1弾は映画フットルースでおなじみムービングピクチャーズのNEVER。当時のアイドル伊藤麻衣子主演のテレビド ラマ「不良少女と呼ばれて」の主題歌でもあった。ピンク・レディーの復活と同時に発売されたこのNEVER。ピンク・レディーの全国公演は中止となったが MIE初めてのベスト10ヒットはファンにとって最高の贈り物だった。石の上にも3年を経過してあのピンク・レディーをまたやることで更に自分の道を極め ていく、MIE本来の持ち味が最大限に生かせた曲でありだからこそ一般の方々にも受け入れられたのであろう。
イメージチェンジだけに集中していた解散直後と比べて肩の力が抜け、本当の姿に戻れたMIEはさわやかそのものであった。ある意味再出発はここから始まっ たのである。過去をすべて清算し、それもピンク・レディーを再びやることによって(ある意味バックステップのあとの前向きなSTEPです)自分の本来の道 へと進んでいくことになったのであろう。でも、やっぱりアメリカンナイズされたMIEには洋楽がピッタリはまる。ダイナミックにシャウトして歌う姿は MIEならではのものでこの曲はMIE以外はカバーできないのでは・・と思ってしまうほどの完璧なボーカルである。
後に発売されたアルバムNEVERは更に輪をかけて最高の仕上がりでカバー曲半分オリジナル半分の構成で前作CALL GIRLからの続編的な内容であ る。筒美京平氏のPOP色の強い曲とビートの利いたカバー曲のミックスがなんともMIEの魅力を最大限に表されている。シングルNEVERのB面でもある 宇崎竜童氏の「おつだね」はかっこいいナンバーでこちらをA面でだしてもよかったかなと思うほどの名曲であり、そして最大の聴き所は「忘れたいのに」のオ リジナルI LOVE HOW YOU LOVE MEのアカペラは最高である。そしてそしてMIEさんが今でもこよなく愛してやまないという名曲 Memory。MIEさん本来の伸びのある声でたっぷり聴かせる名曲で、詞の内容も結ばれないふたりだけどそれぞれの道を歩んでも素敵な思い出は大切にし ていくといった内容であり、常に前向きなSTEPはMIEさん自身ピンク・レディーのことをタブらせて歌っていたのかも・・・しれませんねえ。以前見に 行ったショーでも披露していました。いつのショーでも必ず聴く曲でホントいい曲です。ゴールデンベストにももちろん収録してます よ。以上、名曲揃いのアルバムNEVER。当時はCDでも発売されたが今は廃盤。あ らたに再リリースして欲しいものである。2007 年再発売されました )当時このアルバムを購入するとMIEちゃんのでっかい全身写真のポスターが特典としてついていた。しばらく部屋に貼ってたなあ。
アイドル色の強いポップなアメリカンナイズされたMIEちゃんにはやっぱりさわやかで元気なイメージがいちばん。自然な笑顔はMIEちゃんのパワーを表す もので、この様な明るいジャケットは今見ても力が沸いてくる。この明るさの元、この後更にMIE POPSは開花していくのです。
下のショットはこの頃、月刊PLAYBOYに掲載されたものです。MIEちゃんが載ってるからと自分に言い聞かせドキドキ気分で買いました(笑)純粋な頃 でした〜(笑)



女優
ピ ンク・レディー復活を機に新たな路線を目指 したのはMIEだけでなくケイもそうだった。レコード会社をワーナーパイオニアからフォーライフへと移籍し、増田けい子から増田惠子へと改名してリリース した新曲は桑田圭祐作詞作曲による「女優」あきらかに企画ものであるが、けっこう好きな曲である。
 一世を風靡した欽ちゃんシリーズの番組「欽ちゃんのどこまでやるの」にレギュラー出演中であった、ケイちゃんの新たな新境地。もしも・・明日が・・とい う曲ご存知ですよね。そのもしも明日が・・。に続く、欽どこシングルがこの女優だったのです。今までのニューミュージックの世界とはちょっと違う、いわば 歌謡曲の雰囲気を持った曲で日本の踊り子さんというかそんなイメージの曲でした。もともと美人顔のケイちゃんにはこういうコンセプト似合いますねえ。 MIEちゃんの躍動感の反対で和の持つ独特の雰囲気がケイちゃんの新たな魅力を開花させたのであろう。この後女優業にも一層の磨きがかかるケイちゃんで す。歌の方は今までの曲になかったファルセットを多用に使い、幼い頃大好きだったという都はるみさんの影響でしょうか少し演歌っぽい部分もなんあくクリ ア。ワーナー時代より高音の伸びがよく、もっと声を前に出して歌う歌い方はピンク・レディー時代を思わせた。ケイちゃんもやはりピンク・レディーを再びや ることでひとつ吹っ切れたのかエネルギーが満タンといった感じでした。イントロを聴くとあの夢芝居を思い出してしまいますが、和の持つエレガントを表現で きるのはやっぱりケイちゃんなのでしょう。元ピンク・レディーのふたりが全く同じ路線なら面白くもないのですが、それぞれが自 分の個性出して自分の道を歩むからこそピンク・レディーとして復活したときにはそれ以上のものをファンたちに見せていただけるのだなあと思います。 MIE、増田惠子、そしてピンク・レディー。僕らファンはほんとに幸せ者ですね〜。










灰とダイヤモンド
NEVER の大ヒットにより、勢いのついたMIE。CBSソニー移籍第2弾は今までになかったポップ色の強い新曲
灰とダイヤモンドを発売。またまた、新たなる展開である。今までの路線の中でもMIEにぴったりの新曲で作曲は筒美京平さん。さすが〜とうなずかせる曲で ある。筒美さんといえば、当時からヒッ トメイカーの名を欲しいままにしてきた方である。なにせアイドルと呼ばれる方々のヒット曲といえば、彼の作品がほとんど・・といっても過言でないほどの ヒット曲の多さ、過去には南沙織、岩崎宏美、郷ひろみ、近藤真彦、河合奈保子、小泉今日子、本田美奈子・・・・あげればきりが無いほどの多さで、今回 MIEさんに提供したシングル 曲もこの辺りとの融合がアイドル性を持つMIEにはピッタリという印象を受ける。
キャッチーなフレーズ、日本人が入りやすいリズムパターンどれをとっても、ヒット性をもった新曲であるが・・・空しく前作NEVERを超えるヒットには結 びつかない。今、聴きかえすとすご〜く軽快でいいのだが、なんとなく・・・えっもう終わり?という感じは否めない。このレコードを買った当時は大好きで何 度も何度も聴いたのだが、一度消化してしまうと、再び・・・とはいかないところがある。それは・・・多分・・・味・・だと思う。後味がスッキリしすぎて後 には何も残らないように思うのだ。どこがサビでどこが聴かせどころなのか分らないまま終わってしまう。あまりに、曲の展開が早過ぎて・・・そんな感じに聴 こえてしまう。これが、ヒットに結びつかなかった要因だろうか?みなさん、ピンク・レディー時代の大ヒット曲の数々、これには後味がハッキリ残っているん ですね。前作NEVERにしても、同じことがいえます。筒美さんの他のアイドルたちが歌ってきたヒット曲には、今も歌い継がれる曲って・・・少ないのかな あと思います。
やはり、後味なんでしょうか?(こんな事書いていいんだろうか?笑、失礼!)その場しのぎといったら悪いけど、綺麗に消化してしまう曲が多いですね。逆に ピンクさんや山本リンダさん、フィンガー5などの曲は今でもよく聴かれる曲が多いと想いませんか?都倉さんの曲にはその辺りの後味が濃かったのでしょう か?当初、ピンク・レディーのデビューシングルは阿久-筒美コンビでスタートする予定もあったそうで、もし、そうだったらピンク・レディーのデビューシン グルってどんな感じだったのかなあと興味深く思ってしまいます。
 この灰とダイヤモンドが新曲として発表されるまで、B面のMega Madness(映画グレムリンテーマソング)が新曲予定だったそうで、当時のNEVERプロモーションビデオには収録されている。こちらの曲も MIEVoice満載さすが!の歌いっぷりで出来れば両A面として両方を歌って欲しかったなあという想いである。ゴールデンベスト未収録。
CBSソニーが放った洋楽カバーの後の筒美路線この後はあのCHA-CHA-CHAの大ヒットで知られる石井明美、SHOW MEの森川由加里と続く。ま・ったく同じ路線でどのパターンも行って しまっている。(次が続かない)
石井明美は後のアルバムでMIEのNEVER収録「もう海へなんか行かない」を歌っている。(正直、MIEちゃんの曲だぞー!って思った 笑)
レコード会社の方針ってこの辺りを見ると非常に面白いなあと思います。
 しかし、MIEちゃん11月だったかなあ?東京音楽祭でこの灰とダイヤモンドを歌ったときはかっこよかった〜
高校生の当時、ジ〜ックリみましたよ。(歌謡大賞のNEVERも)
年末のこういった、音楽祭で久々に見たMIEちゃんを見ながら何年か前のピンク・レディーが時代だった頃をシミジミ振り返る想いであった。(嬉しかった 〜)

は〜いみなさん!ここで僕の登場で〜す。
MIEちゃんがこの灰とダイヤモンドで東京音楽祭に出たと管理人さんが書いてるけど、実は実はね。東京音楽祭世界大会というのが正式名称なんだ〜。MIE ちゃんはこの大会に出場したとき、世界のアーティストたちと肩を並べて見事、銀賞を受賞したんだよ〜!すっごいね〜。かつてピンク・レディー時代世界をま たに駆けて仕事をこなしてきたMIEちゃんにピッタリの受賞だったねエ!
ありがとう!ステップく ん。
これで、もうひとつ知識が増えたね!感謝するよ〜(管理人)
いえいえその為ここに出てきたんですから。どう?僕の知識?
恐れ入りました〜(管理人)
それと管理人さん!灰とダイヤモンド嫌いなの?
僕は大好きだけどなあ。いい曲だよ〜ねえみんな。
・・・そういう訳じゃないんだけど・・・ね(管理人)
ま・いいやこれからも頑張って書いてよ。
また、出てくるから
は〜いじゃまた頼むよ(管理人)
うん。ではみなさんまたね〜


FU・RI・NE
増 田惠子の移籍第2弾は当時の不倫ブーム?(みなさん、いけませんよ〜笑)にあやかって(この頃だっけこの後だっけ 金妻ブーム?)そのタイトルもズバリ!FU・RI・NE(まんまじゃん!笑)(すいませ〜ん今回カッコ書きが多くて  苦笑)これも、今までになかった新 たなる展開である。
この頃、今は亡きテレサ・テンさんの名曲「つぐない」「愛人」が大ヒットしていた頃で、その路線かな?と思いましたが、ケイさんの場合、もっとサラッとし たゲーム感覚のFU・RI・NEの世界が広がる。(イカンイカン!)ジャケ写からも分るように恋多き女性増田惠子といった感じだろうか?
この曲、実は管理人tetsuの大好きな曲である。ソロになってからの、ケイちゃんの曲ってどことなく地味な曲が多く、奇抜な世界観は全てMIEちゃんひ とりで!という感じが多かったが久々にちょっと派手目になったケイさんを見たとき、ホント嬉しかったなあ。濃いメイクに派手な衣装。夜のヒットスタジオで 着物のような洋服で登場したときは、ケイさんだからこそ、の印象を受けた。曲のパターンもらせん階段とは違うアップテンポでもともとビートの利いた曲を得 意とするケイさんのいいところがたくさん出ていたように思う。作曲はあのピンク・レディー復活シングル不思議LOVEを書いた都志見 隆さん。(後に中森明菜のサンド・ベージュ、 TANGO NOREを書いた方)都会的なイメージのそれも、サラッとした感覚のサウンドはある意味、ケイさんに新しい血を通わせたように思う。
頭のサビも非常にインパクトがあり、歌謡曲の主流であるリズムパターンで繰り出す感じは一般の日本人の耳には心地いい作りになっている。途中、停滞する印 象から再びサビへ流れるパターンは僕も大好きですねえ。ヒットはしません でしたが・・
時には、かわいく小悪魔的な歌唱法は増田惠子の新たなるActiveStreetを爆走するのに大きなエネルギーとなったのではないかと思う。
FU・RI・NEというタイトルから受けるイメージを大幅に逸脱した作りはまさにケイちゃんの新境地!といえるのではないだろうか?
この後、前作女優、今回のFU・RI・NEを収録したアルバムを発売。レコード店で見かけたのだがCDは?と探しているうちに廃盤となった。今思えばあの とき買っておけばよかった(涙)とバックステップの想いは未だに拭い去れない我輩である・・・。(???)




鏡の中の女
ケ イさんのFU・RI・NEに続く路線のような都会の女性を描いたMIEさんの新曲「鏡の中の女」。
ビクター時代にリリースされた映画シングル・ガールのテーマ「窓辺から」に似た印象を受ける。
FU・RI・NEをしている女性が自分の部屋に帰りひとり寂しい夜を過ごす・・と聴けば何故かアンサーソングのようにも聴こえる。(さすが!元コンビ 失 礼・・苦笑) 
ソニー時代のMIEさんの曲でもっとも好きな曲のひとつである。
アルバムNEVERに収録されていて、このシングルのB面に収められている「ぎこちない芝居」と同様なかにし礼作詞いけたかし作曲による作品である。
なかにし礼氏特有の物語を聞かせるような言葉の使い方、常にドラマを曲の中に取り込ませるような歌詞、それはかつて、歌謡曲全盛期の世界のようでもあり、 また大人の言葉をMIEに使わせたら?という視点から見ると、何も難しい表現が全くなくストレートなその歌詞に曲が乗っかるとひとつのドラマが脳裏をかす める。淋しげな表情、言葉にできないがあえて表現するならば・・・そんなどこにでもある大人の女性の淋しさがこの曲の魅力を更に助長してくれる。なんと も、味わいのある曲であろうか。派手さのない分、味わいの多い名曲である。
そんな、ドラマをソニー移籍後3枚目にしてやってくれたMIEさん。これはActiveStreetまっしぐらのいい展開だったと思った。
ピアノの音で始まるイントロはおっ!前と違うぞ!とまず、思わせMIEさん独特の高音がサビでひっじょうにうまく使われていて、今聴いても聞き飽きない曲 だと思う。(やっぱり、MIEさんのバラードはいいですねえ)
ジャケット写真とは全く違う印象の曲だが、この落差がいいんですよ〜。
このジャケ写もいいですねえ。MIEさんの笑顔はやっぱりいい!と改めて認識させられるジャケ写です。
 テレビ朝日系列で放送されていたドラマ特命刑事ザ・コップのテーマソングとして使用されており、オープニングはB面のぎこちない芝居の曲を使用してい る。(曲だけです)
このドラマにMIE自身もマリアという女刑事の役でレギュラー出演しており、毎週欠かさず見てました。(色っぽいシーンもあったりなんかして・・・MIE ちゃんの魅力全開〜でしたね)
同じレギュラーとしては主役の藤竜也をはじめ、宅間伸、中村玉緒・・・などなど豪華キャストによる布陣でその中で唯一華のあるマリアの存在は番組視聴率に 大きく貢献していたのでは?などなどかなりひいき目に見ていました。バックに流れるサウンドトラックも大好きでよく考えると今でも日曜の朝流れている子供 向け番組(仮面ライダーやデガレンジャー・・うちの子が見てます)のアクションシーンでの音楽と似ているような・・・そんな事思いました。このザ・コップ は第2弾も放送されましたが、その時は宅間伸の代わりに世良正則MIEちゃんの代わりに・・・なんと・・・石川秀美ちゃんがレギュラーとなり、全く見ませ んでした(笑)そんな思い出のある鏡の中の女でした。おしまい。

Dreamer
MIE 移籍後第4弾Dreamer。TBS系 列のドラマ「セーラー服通り」の劇中歌としてドラマの中でも流れ、MIE本人もこのドラマには出演していた。(これ以降TBS系列のドラマに多数出演す る。恋に恋して恋気分や水曜ドラマスペシャルの水曜日の恋人たちなど)
MIEのDremerが挿入歌?では主題歌 は?・・・そうこのドラマの主題歌があの渡辺美里さんがブレイクするきっかけとなった「My Revolution」です。
僕はちょうどこの頃、高校を卒業し、都会へと就職する。
まさにその頃たくさんの夢を持って社会へと旅立つ僕にとって僕自身Dreamerだったように思います。主題歌の「My Revolution」ともども、人生の中でひとつの転機だったことからとても印象深い作品でした。前々作の「灰とダイヤモンド」以来の筒美京平氏の作品 であるが、前々作「灰とダイヤモンド」より、ややミディアムなテンポのこの曲では最初のフレーズからMIEのもっとも得意とする伸びやかな声が満喫でき る。アメリカンナイズされたMIEの声域を見事活かしきった筒美節はさすがである。MIEさんはとにかく高音の伸びがよく透る。その辺りの音符の使い方は さすがだなあと思っていました。その中に筒美さんお得意のアイドル歌謡を少し匂わせる音作りはアイドル性もあるアーティスティックなMIEの新曲として新 たな展開を見せていただいたようである。カップリングである「Talk Crazy To Me」はカバー曲でこれは文句なしに自分のものにしてしまっている。・・・が、やはりMIEひとりよりPINKLADYとしての方がもっと味わいがあるか なあなどと思ったりもしていました。
そう考えると、A面にしたDreamerはMIEの個性をよく活かした作品なのだと改めて思うのである。
ヒットしなくてほんとに残念でした。
そしてもうひとつ、今回のジャケットも前作より更にアイドルチックである。なんとなくこの頃同じレコード会社所属の松田聖子さんによく似ていると思うのは 僕だけだろうか?なんとなく「Rock'n Rouge」あたりを連想してしまうのだが、春らしくかわいらしいのだが、もっと顔ドアップよりも全身のショットでもよかったかなあなど思ったこともあり ました。あまりにもパターンが毎回似すぎていて思った次第です。
でも、やっぱりMIEちゃんはセクシーというよりかわいいといった感じの方が似合うのだろうか?
 ここまでの4作品でいえることは、ビクター時代よりメジャー化を狙った作品のリリースが多いことに気づく。ビクター時代はどちらかというとあのピンク・ レディーでやり残したものへのこだわりやイメージチェンジを一番のポイントにリリースした、いわばマニア受けする作品が多かったのに対し、ソニーではあく までも一般人が理解しやすい作品へと変わっていった。灰とダイヤモンドや今回のDreamerで起用した筒美作品のように一般人にピンとくる音作りなので ある。キャッチーなフレーズと入りやすいリズムパターン。それはあくまでもヒット性を狙った作品、ということが一番であろう。ジャケット写真にしてもメ ジャー化を狙った感じはソニーの方がある。ビクター時代はピンク・レディーとの変化をとても意識した雰囲気であるが、ソニーではMIEの個性で一番表に出 すべきナチュラルな感じを前面に押し出している。僕個人とすれば、ビクターの頃の写真はなんとなく暗いイメージがあり「らしくない」と感じていたがこのソ ニー時代はアイドルチックではあるが明るさを感じてMIE本来の個性が活かせていたような印象がある。元気に明るくがMIEさんらしいと思うし、ビクター時代の作品もそれはそれはク オリティの高い作品が連続していたのだから今再びスポットをあてて歌い継いでいただきたいと思う。当時の年齢より今の方がピッタリマッチした歌が多いと常 々感じていたからである。なんにしても解散後、精力的にリリースを続けるMIEさんのバイタリティには、ほんとファンとしてパワーをいただいていたのです から・・・。

ちょっと一息 CMだよ!MIEちゃん!!

MIEちゃんといえば解散後もけっこうCMにも起用されていた。NEVERのB面「おつだね」も焼酎のCMSONGであったし、アペリオなんてのもあっ た。が、一番印象に残っているのはサンデンカーエアコンレザムのCMシリーズ。
ご覧のセクシーショットは結構長い間お目にかかっていた。
一番好きだったCMSONG「ブレイク・モーション」は当時発売しているのか全く知らなかったが何年か前発売されたMIEさんのゴールデンベストに収録さ れていてホントに嬉しかった。
レザムのコマーシャルで思い出すのが、当時各所(自動車屋さん)の店頭になびいていたサンデン用(あっ間違えた宣伝用だ ダハッ)のハタとポスター。欲し く欲しくてよく「そのハタ下さい」などといって新品を3種類とポスターとポストカードをいただいた事がある。今現在も大切にしまっている(もう飾ってはい ないけど)
そんなサンデンカーエアコンのCMSONGが次回の更新曲ですよ。お楽しみに〜

昼顔恋話
MIE のCMとしていちばん長く放送され今でもいちばん記憶に残っているのは、やはりサンデンカーエアコンレザムで あろう。
当時、この曲はそのレザムのCMで流されていたそうだが、正直なところまったく記憶にない。どちらかといえば前作「ブレイク・モーション」(with網浜 直子)の方がインパクト大であり、こちらはシングル発売されていたことすら全く知りませんでした。
実はこのシングル、ホントに何年か前中古レコード店でみつけたのです。
全体的にあまり印象に残る曲ではないと思いますし、ヒット性からみてもいい曲というほどではなにのですが、何故か気になる曲だと思います。
カップリング曲の「ひとりきりのピロートーク」も同様でどちらがA面か区別がつかないような印象がありますが、何故か気になる曲ですね。
聞いた後の後味がなにも残らない分アクがなくたださわやかな風が通り過ぎてゆく・・・そんな感じです。
でもそこがカ−エアコンのイメージでしょうか?(笑)
ジャケ写も当時のレザムのパンフと同様の写真でありカーエアコンがいちばん活躍する真夏のイメージでしょうか?
NEVER以降ヒット性を追及してきたソニースタッフ陣もここで力尽きたような「昼顔恋話」
この曲を最後にMIEはソニーからポリドールへと移籍。
次のレザムCMソング「今がChoice!」を発売となるのです。












ちょっと一息
♪あなたはセクシー〜コーナー(18歳未満禁止?)


解散後大人になったミーさんケイさんはそれぞれにセクシーショットを披 露してくれた。
ケイさんいわく、「今の方が自信ありますから 笑」とコメントしているようにさすがに
いつまで経っても、栄光の天使たちはやはり天使たちのままである。


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